第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

2022年6月2日~18日、アメリカ、テキサス州フォートワースで開催される
第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールについて、
ピアニストたちの様子や舞台裏での出来事、取材中に感じたことから、
ちゃんとした媒体で書ききれなかった情報をご紹介します。
コンクールで使用されているスタインウェイのピアノに注目した情報もご紹介します。

【Web上ではこちらで記事を執筆します】

Web ぶらあぼ ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

・第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 6/2開幕!
・コンクールスタート。亀井聖矢、吉見友貴が登場!
・予選の結果発表
・クオーターファイナル振り返り
・亀井聖矢さんのホームステイ先を訪問!
・セミファイナル振り返り
・個性的な6人が2曲の協奏曲で競うファイナルを終えて
・INTERVIEW|第1位 イム・ユンチャン
・緊迫の国際情勢のなか出場したゲニューシェネ(ロシア)&チョニ(ウクライナ)に聞く
・マリン・オルソップ審査委員長が語るコンクールと審査

Web ONTOMO  ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール
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 ・ヴァン・クライバーンとはどんな人物? アメリカの英雄の人生
・注目のコンテスタントに直撃!~ティアンス・アン
・予選を終えた亀井聖矢、吉見友貴、マルセル田所に直撃取材!
・注目のコンテスタントに直撃!~ケイト・リウ、オソキンス
・コンクールはセミファイナルへ!これまでの振り返りと今後の聴きどころ
・マルセル田所の音楽を育んだもの

♣アーカイヴ配信(medici.tv)

◆現地レポートアーカイヴ一覧
ヴァン・クライバーンコンクールが始まりました! 6/2
クライバーンコンクールのスタインウェイ…ハンブルク?NY? 6/7
クライバーンコンクール、セミファイナル3日目に思う 6/11
スタインウェイの担当調律師、ベルナーシュさん 6/16
クライバーンコンクールが終わって…まずは日本のお三方のお話 6/27
クライバーンコンクール、印象的なコンテスタントたちのお話 6/28
クライバーンコンクールこぼれ話 7/4 

♣公式ピアノ スタインウェイ&サンズ
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トリフォノフ来日公演

今年のショパンコンクール、さまざまな才能に出会えたとても楽しい3週間でした。
が、時々、「やっぱり5年前の前回はすごかったよなぁ」と思わずにいられなかった方も多いのではないでしょうか。
先日もちょうど某メーカーの方と、「今回は結果発表を待っているとき、人が多いのを嫌ってほとんどのファイナリストがホワイエに降りてこなかった。今の子ってそうなのかな。5年前のファイナリストはなんかちょっと違ったよね」という話をしていました。
(そのうえ今回は過去数回と違い、発表前に一度ファイナリストが集められて説明会?があり、発表時も前方に集められていたので、過去のように、優勝者のまわりもみくちゃで大変!というようなこともなく。)
時代とともに若者のタイプの傾向って変化していくのかな、なんて思ってしまいました。
まあ、単にキャラクターの違いかもしれないけど。前回のファイナリストって全体的に外的影響からの耐性強そうだったもんな。

さて、コンサートシーズン真っ盛り。
前回のショパンコンクール人気者たちが来日しますね。
まず今日ご紹介するのは、すでにツアーは始まってしまっていますが、ダニール・トリフォノフのツアー。10月28日の京都公演をスタートに、リサイタルと、チェコ・フィルとのコンチェルト3公演です。コンチェルトはラフマニノフの2番。

10月29日(木) 東京オペラシティ コンサートホール
☆10月31日(土) サントリーホール
☆11月1日(日) 愛知県芸術劇場コンサートホール
☆11月2日(月) アクトシティ浜松 大ホール
☆:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演(ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番)

東京でのリサイタルは今夜29日です!
シューベルトのソナタ18番と、ラフマニノフのソナタ1番の入っているプログラム。
ダニール、我々をアッチの世界に連れて行く気まんまんと思っていいでしょう。
ぎりぎりの紹介ですみませんが、当日券もあるようですのでお時間ある方はぜひ。

さっきちょっと過去の情報を検索していて、たまたま2010年4月、前回ショパンコンクールの予備選の時期のあるメールを発見しました。とあるコンクール評論家のおじさんと、「トリフォノフって何者?」「なんで予備選免除なの?」「聞いても誰も知らないんだけど」という会話をしているメールでした。それが今や彼もこんな状況ですからね。人生わからないものだなぁ。