直前告知、ホロデンコのリサイタル


先にせんくらの話題を紹介したホロデンコ、
9日名古屋、10日東京でも演奏会があるの、みなさんお気づきですか??

名古屋は宗次ホールです。
仙台で聴いたプログラムが合体した内容。

10月9日(木)18:45 3,500円
ベートーヴェン
ピアノソナタ 第10 番 ト長調作品14-2
ピアノソナタ 第17番 ニ短調作品31-2「テンペスト」
ショパン
舟歌 嬰へ長調 作品60
24 の前奏曲 作品28

あの良い響きのホール、この内容でたった3,500円…。
全席自由ですので、早めに行って手元の見える席に座るのがおすすめ。
信じられないような手つきで24の前奏曲を弾きますから!!

そして東京は、田町にあるファツィオリ、ピアノフォルティのショールームです。
すなわち、使用ピアノはもちろんファツィオリ!

10月10日(金)19:30 4,000円
J.S.バッハ 「フーガの技法」

プログラム、なんとバッハのフーガの技法です。
ご本人たっての希望によるプログラムだとか。
先日、せんくらのアンコールでちょこっと披露したパーセルがとにかく刺激的でおもしろく、
あれを聴いて以来、ホロデンコのこうしたバロック時代の作品に興味がわきまくりです。
フーガの技法も、必聴のプログラムだと思います。
こちらも、手元の見える席でぜひ。
これまた信じられない手つきで、異次元のポリフォニ~な世界を紡ぎ出すことが予想されます。

…というのも。
先のインタビューで少しファツィオリの話になったのですが、
とても興味深いことを言っていました。

「ファツィオリはとても良いピアノ。すごく良い音をもっている。
とくに、ポリフォニックな音楽を演奏するときにすごくいい。
一体どうなっているのかわからないけど、すべての声部で違う音がするんだ。
まるで2人か3人の違う人が会話しているような表現ができるんだよ!」

これを聴いて、ホロデンコがファツィオリで弾くバッハ、聴きたいわ…と、心から思いました。
実は今日、エマールの平均律を聴きながらも、
心のどこかでホロデンコのあのクレイジーな指さばきが忘れられず、
ホロデンコなら平均律どうやって弾くのかな、なんて、
デート中に他の人のことを考えるみたいな、イカンことをしてしまったくらいです。

そんなホロデンコの演奏会のチケットがまだ残っていると聞いて、いてもたってもいられず
直前のご紹介をするに至りました。
運よくまだご予定の空いている方は、ぜひ…!