ドレンスキー先生が来る(ロシアン・ピアノスクール2017)


毎年夏に表参道のカワイで開催されているロシアン・ピアノスクール、
今年で15周年なのだそうです。

1
2017年8月11日(金)~8月18日(金)
会場:カワイ表参道

紹介ページの最初に「国際コンクール入賞者を100人以上も輩出しているセルゲイ・ドレンスキー教授のクラス」と書いてありますが、まあ、どこにいってもドレンスキー先生の門下生は活躍しているなと思っていましたが、こうして数字にして言われると改めてすごいですね。一人でものすごい数のコンクールに入賞するような人がいても、それは「1」とカウントされるとなると、相当です。
(この前来日していたアレクサンドル・ヤコブレフのチラシのキャッチコピーに”50を超えるコンクールを制覇”と書いてあったことが、ふと思い出されまして。とはいえ、ヤコブレフはドレンスキー門下ではありませんし、流派も微妙に別だと思いますが)

今年のロシアン・ピアノスクールも、連日朝から夜まで、
ピサレフ教授とネルセシヤン教授によるマスタークラスが行われます。
8月12日、14日夜には各教授によるリサイタルもあり。
(ネルセシヤン先生の公演は完売みたい)

さらに今年も重鎮、ドレンスキー教授ご自身も来日し、
8月13日と16日にレクチャーが予定されています。
昨年は奥様の体調不良で来日がキャンセルとなってしまっているので、2年ぶり。
このところご本人の体調も心配なところがありますから、お元気で日本に来てほしいですね。ジャパンのこの蒸し暑さ、大丈夫だろうかとちょっと心配になりますが。

ちなみに、2年前のレクチャーの開催レポートが出ていました。おもしろい。
子供の頃、2回「ムチ打ちの刑」にあっているという思い出話。
ムチ打ちというのがいかにも当時のロシアっぽく、過激だなーと思うと同時に、ドレンスキー少年がやってることも、なかなかヤンチャだぞとつっこまずにいられない。
しかしこういう、自分の知らない時代、社会を生きた人の話というのは、本当におもしろいですよね。今年はこの2年前のお話の続きが聞けるのかな? なんだかとても楽しみになってきた!

各レッスンやレクチャー、演奏会の申し込みはウェブ上でできるようですので、どうぞご覧くださいませ。