トリスターノが考える麺に合う音楽


埼玉アーツシアター通信、11月29日彩の国さいたま芸術劇場
「ピアノ・エトワール・シリーズ アンコール!」についての
トリスターノさんのインタビューが公開されました。(16ページ目です)
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演奏会のプログラムについてのお話はじめ、
「マタイ受難曲」とトランスの話、音への感性を培った幼少期の話など、
いろいろおもしろいトピックスはあったのですが、
今回やっぱり一番気になったのが、ラーメン屋オープン計画の話です。

「今実現したい夢は?」と、けっこう真面目に尋ねたことに対しての返答が、
「ラーメン屋を開きたい。あ、ごめん、音楽の話が良かったよね?」だったわけで、
いや、いいですよラーメンでもと言って話を聞き続けてみると、
バッハへの想いと張るレベルで、ラーメンについて熱く語りはじめました。
もうレシピもあって、何年か前に一度本当に店を出す寸前までいったのに、
同じエリアで先を越されて機を逸し、今は次のチャンスを狙っているのだとか。

調子にのって、「店ではどんな音楽を流すの?バッハとか?」と聞いてみたら、
「そうだね…確かにそれはいいかも。何か麺に合う音楽を流すよ。
まず、J-POPではないな。僕の音楽でもない。なんだろう…」
と真剣に考えこみはじめたので、
次回会うときまでに考えておいてくださいということで話を切り上げました。

そんなトリスターノさん、11月の公演では、
自作とバッハを組み合わせ、はじめとおわりがつながって
無限ループのように長く続いていくようなプログラムだそうです。
まさにラーメン…。
想像を超えるいろいろな展開を見せてくれそうです。必聴です。
ところで余談ですが、いつかトリスターノさんとタブラのユザーン君とのデュオが
実現したらいいのになと思っています。
お互いの意志は確認済みなので(多分両想い)、
もう一押しなんだけどなー。