今年もまた、ニコライ・ホジャイノフさんから日本のファンのみなさんへ
新年のご挨拶のメッセージをお預かりしました。
(なぜかニコライさんの中で毎年恒例となった模様です)
My dearest Japanese fans!
I thank you for your support during the whole year, for worrying for me and taking pleasure at my concert.
Music is an invaluable gift given to people, using its language I can communicate with you, to exchange my thoughts and feelings with you. Everything I am saying to you through the musical sounds is coming from my heart, my soul. Your warmth, sincerity are very precious to me, they help me to create and to believe that my music touches your souls, your hearts, I am always very comfortable in Japan.
I wish all my fans a Happy New Year! May all of you be always accompanied by the most devoted and sincere people. I wish you happiness, may your life be full of sounds of beautiful music!
I am wishing you a strong health, smiles, warmth, comfort in your home and families!
I am eagerly waiting for our meeting in April.
With love,
Nikolay Khozyainov
例によってざっくりと内容を訳しますと…
いつも支えてくれて、またコンサートを喜んで聴いてくれて感謝していること。
音楽というのは人間に与えられたかけがえのないギフトで、
その言語を使うことで、自分はみなさんとコミュニケーションができ、
考えや気持ちのやりとりをすることができること。
自分が音を通してみなさんに語りかけることは
すべて自分の心、そして魂から出てくるものであること。
みなさんのあたたかさや気持ちは自分にとってとても大切で、
創造することや、自分の音楽がみなさんの心に触れているのだと信じることを助けてくれる、
そして日本で過ごす時間はいつもとても心地よいということ。
日本のファンのみなさんにとって新しい年が幸せなものであること、
愛のある誠実な人たちとともにいられること、毎日が美しい音楽で満たされていること、
そして、みなさんとご家族の健康と幸せを願っているということ。
4月に日本で会えることを大変楽しみにしています。
…というようなことが書いてあります。
いや本当に、良い人に囲まれて生きられることほど幸せなことはないですよね。
ニコライさん、ごもっとも。
さて、来日の度に日本語が上達していて、今にも和歌でも詠みそうな勢いのニコライさん。
今年は4月に東京交響楽団の定期演奏会に出演するため日本にやってきます。
飯森範親さんの指揮で、ショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏予定。
4月18日ミューザ川崎シンフォニーホール、19日サントリーホールです。
2012年の東響との共演時はまだミューザが修復中で、別のホールで演奏したんでした。
(サイト上の写真は、本人曰く16、7歳のときのものですね。
ただでさえ若いのに、さらに若い!)
それにしても最近、どうもある程度日本語を解読していそうな気配なので、
こわくて余計なことが書けません。
もちろん、いつだってご本人に見られて困ることは書いていないつもりなんですけど…!