続いて、アヴデーエワ来日公演


やっぱり5年前すごかったよなぁ…からの、
前回ショパンコンクール入賞者の来日情報。
続いては、ユリアンナ・アヴデーエワの公演です。

アーク・ノヴァへの出演、
そして、ソヒエフ指揮、ベルリン・ドイツ響との共演のため、ただいま来日中。
曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。
楽譜を綿密に読みこんだ、かっこいい演奏に期待できそうです。

◇ベルリン・ドイツ交響楽団
10月31日(土) 18:00 北九州/アルモニーサンク 北九州ソレイユホール
11月1日(日) 15:00 宮崎/メディキット県民文化センター
11月3日(火・祝) 14:00 東京/サントリーホール

東京公演の翌日4日には、代官山の蔦屋書店Anjin で、
トークと演奏による50名限定プレミアム・イベントもあります(既に完売!)。
実は自分、このトークの聞き手をつとめることになっています。
そのうえその翌日には某誌のためのインタビューもあり。
むこう1年でお話を聞くのは6回目くらいになるような気がするので、
いい加減「Youに話すことはもうナイヨ!」と言われそうな気もしないでもありませんが、
めげずにつっついて、いろんなユリアンナを引き出してみたいと思います。

ちなみに一番最近のインタビュー内容は、
件の「家庭画報」ショパンコンクール特集内でご紹介します。

優勝した時の思い出として、発表があった瞬間、
人が波のように押し寄せて怖かったと言っていましたが、
そのときの教訓もあってか、今回はファイナリストを前に集めていましたね。

あの発表の現場って、みんなが素の表情を見せる、
コンクールの中で一番ドラマティックな瞬間の一つでもありますね。
2005年はブレハッチが顔を両手で覆って喜んで、
お母さんと抱き合っていたのも印象的でした。
その前の2000年のときのことは映像でしか知りませんが、
優勝したユンディを3位になったコブリンがかつぎあげていましたよね。
コブリンレベルだと自分も優勝狙っていたでしょうが、
よくああいう行動ができたもんだ。
今回だったら、アムラン君がチョ君をかつぐとか?
…なかなか起きないことだよなあ。
(いずれにしても、逆は物理的に無理そう)

コンクールによっては、ステージ上の授賞式の中で発表することもありますね。
…と思ったところで、今ふと、このタイプの結果発表の場合、
「某有名教授はいつもこらえきれず、出てきた瞬間必ず優勝者をガン見するから、
その人が審査員にいるときは発表前に優勝者がわかる」
という噂を聞いたことを思いだしました。
ユリアンナとは、全然関係ないけど。